ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

酒飲んでゴルフの話なら...

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最近飲んでいなかったゴルフ雑誌A誌の若い編集者二人と、数少なくなった馴染みの居酒屋・御徒町の「あいちゃん」で酒を飲んだ。

身体は大きくないのに鍛えた筋肉で300ヤードをぶっ飛ばすN氏と、「打倒Nおよび大叩き男」を宣言したままずっと冬眠しているK氏の二人。
N氏は今年の初打ちはまだと言うことだが、K氏の方はもう初打ちが終わってスイング分解状態だとか...

こんな二人と飲むんだから、話題は全てゴルフの話。
特に所謂業界の中の人間なために、ゴルフ好きが聞いたら「えっ?」と驚くような話題満載。
で、店の一番奥の席に陣取って、ゴルフのスイング論から、用具の話から、ツアーの裏話からプロの裏話まで語りかつ飲み・食い、11時半の閉店最後の客になるまで...

個人の話となれば、なかなか追いつくどころか低迷の度合いが進んでいるK氏のゴルフを肴に、あーだのこーだの(笑)。
K氏だって言われっぱなしじゃなく抵抗かつ反撃にでるも、即座に二人に却下されてやり込まれ...奥の座席だから良かったような身振り手振りも間に挟み、本当に話は尽きることがない。

その話題の一つが、去年何度か飛ばしっこで対戦したM氏の話。
背筋300キロオーバーの身体でありながら、N氏と二人でカモにしていたんだけど。
多古CCでのラウンドの時に、いやがるM氏に無理矢理私の当時のドライバー「MP425+白マナ73X」を打たせた所、3人がビックリするような飛距離を出した。
その次のホールでも、やはり今までの自分のクラブより50ヤード以上飛び、私のは勿論、300ヤードヒッターのN氏のボールもキャリーで飛び越えていった。
そのドライバーがあまりに彼に合っていたので、(私にはちょっとハードになったと感じていたので)彼にプレゼントした。
その後、それまで低迷していたM氏のゴルフは一気に開花して「恐ろしく飛ぶロングヒッター」として今絶好調とか。

正体の判らない壁にぶつかって、ゴルフをやる気さえ無くしかけていたゴルファーが、たった一本のクラブに巡り合うことで、いきなり新しいステージに登ってしまう...なんて、漫画や小説のようなことが実際に起きたこと...なんだかそれで酒が一層旨くなった。

閉店でなければまだまだ話は続きそうだったけど、この日の酒飲みはこれまで。
次はラウンドを、と言うことを約束してお開きにした。


そんな彼らとのラウンドは、楽しみだなあ...