ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

サファリ、最初のトラブルの後..

イメージ 1

呆れる程馬鹿馬鹿しい、振動トラブルの流れ。
常識でもあるホイールバランスへの疑問に気がつかずに、「直らない」と言ったニッサンの整備工場への不信感。
それでも、「もう日本にはこれ以上の、4駆で欲しい車は無い」と考える自分は、サファリを20年は乗るつもりだった。

性能的には、最近人気のハマーもあるけれど、ハマーは大きな図体の割に狭い室内(特に低い天井)が気に入らなかった。
ガソリンエンジンジープのバンや、高級なベンツの4駆よりも、サファリの方が好きだった。

それで、次々出て来るトラブルは我慢した。

一年もしないうちに、夜の雨の首都高速で後輪左のタイヤがバーストした。
まだ殆ど減っていない、ほぼ新品のタイヤ。
空気圧は勿論給油の度にチェックしていた。
右車線を走っていて、急に左にハンドルを取られ、左を走るトラックに接触しそうになりながら、なんとか体勢を立て直して左路側帯迄行って停めた。
タイヤはパンクではなく、文字通りバーストして裂けていた。
暗い夜の雨の首都高速なので、危険を感じて自分でタイヤ交換はしないで、JAFを呼んでタイヤ交換してもらったが、見事なバーストぶりにJAFの人も驚いていた。
「まだ新品タイヤだから、パンクの原因を調べてもらった方がいいですね」
...ニッサンの工場に持ち込むと、釘が刺さっていた、と言われた。

2年で4万キロ前後走った後、距離計やスピードメーターが動かなくなった。
すぐに交換してもらった...おかげで、距離系がまた0キロからのスタートなのが、笑えた。

まあ、新車がどのくらいそういうトラブルが出るのか知らないし、きっと大したトラブルじゃなかったんだろう、と思う事にした。
そう無理に思う事にしてまでも、まだまだサファリに乗り続けるつもりだった。

しかし!
3年目に入った後から出たトラブルには...さすがに、だんだんだんだん頭に血が上って...

こんな車に、誰が乗るか!
バカヤロー!
と言って、結局5年でサファリにさよならする事になる。

本当に、馬鹿馬鹿しい、でも迷惑この上ないトラブルで。
長くなるので、その馬鹿なトラブルは次回。