ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

食べるひと

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ゴルフというのは、時間がかかるスポーツだとSさんは思っている。
普通のスポーツは、長いと思われるサッカーや野球だって3時間もかからないだろう。
それなのにゴルフときたら、一日がかりとか半日かけてとかいう単位が普通なんだからともかく長い。

Sさんが最初にラウンドした時には、朝6時に朝食をとってから9時スタート、11時半過ぎにハーフが終わる前にお腹がすいて貧血で倒れてしまった。

だから、Sさんは食べる。
スタート前にコンビニですぐに食べる朝食用の弁当のほかに、おにぎり、饅頭、ビスケット、餅、飴、チョコレート、バナナなどを買い込んでおく。
そして、それらを1ホール終わるごとに食べる。
まずは飴やチョコレート、つぎにビスケットや饅頭、そしてバナナ...

勿論、昼食はちゃんとしたご飯ものを食べる。
そして午後のハーフ。
お菓子類を食べた後、残った饅頭やお餅を食べる...16番からの3ホールには、取って置いた長持ちする赤飯や梅干しのおにぎりでお腹をしっかりと落ち着かせてから、気合いを入れてプレーする。
おかげで18ホール、気力が途切れる事もなく少しずつ結果が出て来ている。

が、小さな事だけど問題も出て来てしまった。
他のみんなはラウンド後に風呂場で体重計に乗って、「今日は2キロも減ってる!」とか「汗かいたから3キロも減ってる」とか言っているのに...自分は1ー2キロ増えているのだ。
その体重は、次のゴルフまで日にちがあいていれば元に戻るんだけど、毎週のようにラウンドしたりすると確実に増えて行く。

現実にゴルフを始めてから5年で8キロ増えている。
でも、ゴルフをプレーしているときは何かを食べながらでなくては、貧血を起こしそうで不安で楽しめない。
Sさんは、悩んでいる...「食べなくてはゴルフ出来ないし...」
「ゴルフすると太るっていうのは自分だけかしら」