腰痛と背筋痛が直らないまま(ホントはもっと大変な問題のシャンク病も治らないまま)、パーシモンでどれだけ出来るか日曜日の月例に強行出場して来た。
肉体的にも疲労と、悪夢のようなシャンクのイメージが残るままだったので、スコア的には全く期待できない状況だったけど、そんな場合にパーシモンでどれだけ出来るかが知りたかった。
...以前のゴルファーはそんな時でもパーシモンしか選択肢がなかった訳だし...
ただ、今回は比較のために普通使用しているミズノのMPクラフト425も持って行き、ハーフずつ使って比較するつもりだった。
先に425を使うと、パーシモンのヘッドを小さく感じすぎて当たる気がしなくなってしまうので、まずパーシモンから。
やはり、腰と背中の疲労が残っていて、いきなり左に引っ掻け。
2番も左に引っ掛けて、2ホール連続のトラブル...飛距離なんて判らないくらい酷い引っかけだった。
それで、3番からは多少スライスをかけて打つようにイメージ。
...前回のグレンモアと全く違って、この日は全くパーシモンがまともに当たらない。
7ホール全てドライバーでパーシモンを使って、全くフェアウェイにいかずに引っ掛け3発、スライス4発。
その飛距離がイラストのように、3人の同伴競技者の中で一番飛ばないCさんにも全然届かない。
さすがに、「いくらミスとは言ってもこんなに飛ばないのか...」とため息が出るくらい。
自分でも「ここからセカンドを打つのは初めて」なんて場所ばかり。
自分の体調がよっぽど悪いのか、なんて心配になるくらいの結果だったけど、午後から使った425での飛距離は他の3人の同伴競技者を軽くアウトドライブするものだった。
...特に驚いたのが、今のドライバーのミスヒットに対する許容量の大きさ。
パーシモンではほとんど悲しいくらい飛ばなかった(多分160yも飛んでないんじゃないか)スライス系のミスショットが、今のチタンドライバーでは50y以上先に行く。
ヘッドが大きくフェース面積が倍以上ある分だけ、そこそこの当たりで収まってくれて曲がらない。
改めてクラブの進化というものに納得がいった。
これではもうパーシモンの時代に戻ることはないだろう。
自分でも、体調がほぼ完全でない限りパーシモンを使いこなすことは出来ない、と改めて認めざるを得ない結果となった。
...パーシモンは、春秋の良い季節で体調も良い時に、短いコース(または白ティーでプレーする時)を楽しむ時に使おう。
ただ、今回使ったドライバーはX-200のスチールシャフトがついていたため(ロフトもあまりないようだ)に、この季節とあわせて一寸ハードスペックすぎたとも感じる。
カーボンシャフトやスチールでもSくらいのシャフトだったら、もっと違う結果になったかもしれない。
反省...ちゃんとしたスイングが出来る体調と、季節にあったスペックでなければパーシモンは使いこなせない。
パーシモンは来年の春以降に、再度挑戦する。