ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

クラシックアイアン黒トップ

イメージ 1

結構まじめな競技で、クラシックアイアンの黒トップを使ってみた。

ホームコースの月例なんだけど...結果はいつもと同じようなスコアで,アイアンの難しさは俺の場合あんまり関係ないのかも(笑)。

が、しかし、ゴルフのプレーそのものの「気持ちよさ」「アイアンの操作感」「ショットの成功失敗の判りやすさ」は、いつもの数倍感じることが出来た。
使って良かった...これからも使う、が答え。

この黒トップ、オリジナルの銅下メッキの美しいアイアンで、シャフトは多分ダイナミックのR(ダイナミックゴールドより以前のもの)で、錆がないところを見るとリシャフトしてあるものかもしれない。
番手は2番からサンドまでの10本セットで、あまり傷のない奇麗な外観。
ただ,打球面の銅下メッキが見たくて、以前非常に細かい番手の紙ヤスリで夜中に時間をかけてヒッティングポイントの表面のメッキを削ってある(これが以前描いた「見えゴルフ」的なこだわりです(笑))。

リーディングエッジやソール部分はあまり「滑らそう」という感じは無く、「打ち込もう」とさせるようにシャープでカチッとしている。
銅下メッキのためなのか,メッキ表面は本当に奇麗で「透明感のある輝き」のように見えるほど滑らかで美しい。
刻み込んである文字もまた、何とも美しく感じる。
打球面は,「赤トップ」のスペードの模様のようなものが無く、実にすっきりと美しい。

2ラウンド真剣に使った感想は、「操作するのが楽しい」...逆に言うと「インテンショナルなショットのイメージ」がはっきりしていないと、ただ難しいだけ、とも言える。
ただ「まっすぐに打とう」なんてイメージで打つと、どちらかにとんでもなく曲がるかショートする。

例えば,187ヤードのパ-3ホールで、グリーン手前にバンカー、ピンはバンカーのすぐ上で傾斜はこちらから右に流れて下っている。。
そのホールは,いつもなら5番か4番でフェードを打つのだが、どうしても止まらずに奥に行くか,右に流れてグリーンから落ちる...最悪なのは左に外した場合,下りの早いアプローチが残る。
ここで黒トップの6番で,右からハイドローを打つことにした...結果はちゃんと当たったおかげで、距離ぴったりでワンピン右下にオン。
多分,このホールでは今までで最高のショットになった。

反対に、180ヤードの最終パ-3。
寒くて、とりあえずグリーンの方向へ、なんて気持ちで打った5番アイアンのショットは、大引っかけで隣のホールのティーグラウンドへ...

しっかり判ったことは...このアイアンは、打つ前に明確に自分の気持ちを決めて、迷い無く打つと期待に応えてくれるが、曖昧なまま打つと最悪な結果になることが多い。

打つ前に自分のイメージをしっかり決める...このアイアンを使い続けると、それが身に付きそうだ。

楽しめるぞ、このアイアン。