発症した当初は、左目のまぶたが腫れ上がり、水泡のある発疹が顔の左半分に拡がってヒリヒリ痛むと言い、頭と首筋に強い痛みを訴え、吐き気とふらつきに苦しんでいた。
行きつけだと思っていた獨協医科大学埼玉医療センターに診てもらう事さえ断られて、急遽駆けつけた越谷市立病院だったが、結果的にはおかげで科を跨いだ診察・治療がスピーディに受けられてラッキーだったと思う。
まず、後遺症が怖い真っ赤に充血してまぶたの腫れ上がった目の症状を、すぐに眼科医に診てもらい検査・処置をしてもらった。
そして頭の痛みを強く訴える奥さんのために神経内科で細かくチェックして、ウィルスの影響を脊髄液をとって検査。
強い痛みが出るという帯状疱疹の対処を麻酔科で検査して、色々と教えて貰う。
最後に皮膚科で治療方針と入院・通院の相談と投薬の相談。
そして、医師に処方されて薬局で渡された薬を飲み続けて一週間...その治療効果を昨日30日に病院で検査・診察してもらった。
幸い腫れ上がって「お岩さん」状態だった左目は内出血も収まり、顔には赤い発疹と水泡の跡が広がるだけになっている。
吐き気は薬で収まりかけ、熱も平熱より「少し」高い程度になって、おかゆ以外のごはんも少量だが食べられるようになった。
ただ、まだフラついて体に力が入らない状態で、、完調には程遠い。
まず眼科で検査...内出血は治まりつつあるので一安心...まぶたの腫れが引けば大丈夫だろうとの診断。
次に神経内科で髄膜や脳に影響が出ていないかをチェック...骨髄検査はしていないが、まず大丈夫だろうとのこと。
そして麻酔科で、「どこが痛むか」と「痛みの強さ」をチェックして、それに合わせた痛み止めの処方と強い痛みが出た場合の「ペインクリニック」の説明を受ける。
そして最後に皮膚科で総合的な薬の処方の説明。
まだまだ完治には程遠いが、一応一週間の回復具合は順調らしい...当人は「まだダメ」と言っているが、吐き気が治まり食欲が出てくれば一安心。
と言う訳で....一応知識では知ってはいたが「帯状疱疹」は大変だ。
特に顔に出てくるものは脳や髄膜に広がる恐れがあるので要注意だと言う。
...もしそうなったら、重大な後遺症が残る恐れがあるんだとか。
この後はこの病気になった人に多く残る「痛み」がどうなるかの心配がある。
帯状疱疹は「治った」と言う状態なのに、ずっと強い痛みが残るケースが多いと言う...そのためにペインクリニックで「神経ブロック」とかの治療が必要になるかもしれない...と。
彼女は今はまだ頭の痛みを訴えているが、もう何日かでその痛みが無くなることを祈る。
なにしろ、もう少しでまた「旅ゴルフ」に行けるシーズンになるんだから。