ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

揺れる!暑い!うるさい!、眠い...

イメージ 1


当日の天気予報が「気温30度以上の快晴・風強し」となれば、「キャンセル」って訳にはいかないだろう。
それでも今回のコンペ、10人のキャンセルが出たんだとか。
主催者の漫画家石井貞義氏は「晴れって予報なのにキャンセルがこんなに出るなんて、ゴルフバカなんて自分でよく言えるよな」ってな感じで怒ってたっけ(笑)。

そうだよなあ...俺だって台風が午前中にでもかかってくれたらキャンセルしたかったけど、「朝の3時過ぎには通過して天気は晴れ」なんて予報だったからキャンセル理由が無えやって訳で、前日の午後早い時間から出かけたんだもの。
「風が非常に強い台風」という予報だったから、あのニュースに映像みたいに重心の高い俺の車は風に吹かれてひっくり返りかねないので、風が吹く前に現地に行ってしまおうという魂胆だった。

そしてその夜の話だ。
深夜になって吹き始めた強風は、ぞっとするほど温度の高い熱風だった。
それまで気持ちの良い温度で落ち着いて車中泊宴会をしながら本を読んでいたのが、ブワッという音と共に車体が何かにぶつかったように揺れた。
そのあとは続け様の轟音とともの車体が大揺れに揺れる。
一般の建売一戸建てに住んでいる連中や自宅の家族らが、「家が揺れてる」と心配になって寝られなかった、と後から聞いた。
そんな家をも揺らす強風が、道の駅の広い吹きっさらしの駐車場に止まっている車高の高い車を半端に揺らす筈がない。
中に居て、本当にイメージは「荒波の上の小さな小舟」のような揺れ...大きく揺れ過ぎるので目が回って船酔いしそうなくらい...正直半分気持ち悪くなって、寝て居られない。
おまけに時間がたつほどに、室内の気温が上がって汗が吹き出てくる。
ちょっと窓を開けると轟音とともに熱風が吹きつけてくる。
本当に気持ち悪いほどの熱い温度の風だ。

汗だくで、強烈に揺れ続けるので、時々エンジンをかけてクーラーを入れる。
雨はそれほど感じないが時々「ダダダダ!」とまとめて強烈な打撃音で車を叩く。

本当に結局「一睡も出来ず」...同じ組みになった漫画家さん達も「自分ちが揺れて居たので全然眠れなかった」なんて口々に行って居たから、この天気で車ん中は無理だったなあ。
俺の現代兵器を使ったゴルフは、前半はなんだか体が浮ついて半分モーローとしながらも、それで無駄な力が抜けたせいかナイスショットが続き、ワンピンほどのバーディーパットが3つ以上...みんな刈ってない重いグリーンの為にカップの縁で急ブレーキ...それでも3パットがミスの殆どで41。

思わぬ好調だったが、それも午前中だけ。
ハーフ休憩の昼食中に眠気が出てきて、午後のスタート時には自分の体重が午前中の倍になったように感じる...ショットが当たらなくなり、アプローチやパットに対する集中力が続かなくなる。
イージーなミスが続き、簡単にスコアを落としていく...「これはボギーかな」なんて所から簡単に「トリ」なんてことになって行く。
注意して水分補給していたが、本格的な真夏の暑さに汗が潮を吹き、息も絶え絶えになる...以前だったら間違いなく不整脈の発作が出ていただろうと感じられるが、幸いカテーテルアブレーション手術のおかげで心拍に酷い乱れが出ないのが有り難い。

間違いなく30度を軽く超える気温の中、最後の数ホールはボーッとしてゴルフにならなかった。
パー5で11、パー4で連続7なんてのは笑ってしまう...で結局53(笑)。
でもまあ、生還したので良しとする。

ただ、帰りの車の運転もちょっと単調になると意識が飛んで居眠り運転になりそうだったので、コンビニや古本屋やらにひっきりなしに寄り道して、目を覚まさせてから自宅に帰った。

いやあ、寝てないのはダメだ...結局ずっと避けていた「暑くて寝られない真夏の車中泊」になってしまったのはタイミングの悪い台風のせいだが、これからこそ俺はジジーのヒッコリー遊びに徹するつもり。

今日の朝方両方の太ももが攣って、痛くて脂汗流して起きる事になった...これも寝不足のゴルフで体力を消耗したためだろう。

俺はジジーだ。
こんなゴルフは、今後もう絶対にしない...つもり。