ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

6インチプレースって奴

イメージ 1

オープンコンペに出ていて、一番嫌なのがローカルルールで「6インチプレース可」ってあることが多いこと。
ゴルフってゲームは、ティーショットを打ってからグリーンに乗るまで、「ボールには触らない」ってのが一番大事なことなんじゃなかったっけ?
だからこそ、グッドショットが「アンラッキーなライ」にいった不運を嘆いたり、ミスショットが「ラッキーなライ」に留まった幸運を喜んだりしてゴルフの奥深さを楽しむんじゃないんだろうか?
オープンコンペで「6インチプレース可」となっていると
5割くらいの人はボールに「必ず触る」。
3割くらいの人はボールに「ライが悪いときだけ触る」。
そして2割くらいの人は「絶対にボールに触らない」。
この2割くらいのボールに触らない人たちは、例外なくプレーが早く気持ちの良いゴルフをする。
もちろん上手い人もいれば100叩く人もいるけれど、みんな全身から「ゴルフ大好き」という雰囲気が滲み出ていて、ゴルフ話も面白い。
触る人にも70台で回る人もいるけれど、あまり話は面白くはない。
実際のところ、触ったところでスコアは大して変わらない気がするんだけれど、触る人はもうそれが当たり前になってしまって、「触らなければ気が済まない」状態になっているんだろうなあ..
でもそれは「ゴルフみたいなもの」であって「ゴルフ」じゃないって思う。
俺も平気で100叩いたりするし、うちの奥さんも100切れないけれど、プレーは速いし十分ゴルフを楽しんで回っている。
絶対にボールに触らないで...だってそれがゴルフだもん。