
ゴールデンウィークの間は、混雑を避けて家で大人しくしている。
大手テレビメデイアのニュースを見たり、ネットで気になるニュースを見たり、新聞を読んだり、本を読んだり...
で、最近の日々のニュースには、ホントに腹が立つことが多いことを再確認。
な訳で今日は、敢えて稼ぎの少ない、日々の暮らしに不安を感じている一貧乏人としての感情を書いておきたい。
ただ、こういう事柄は時間が経って正確なことがわかって来ると、「あれは間違いだった」と謝る可能性もある事はしっかり自覚して(謝る用意してるって事)。
まず、米の値段。
値段が上がったとしても、それが生産者の収入増に結びつくなら、貧乏人であっても普通の日本人ならそれを許すと思う。
日本人の大部分は農業従事者はもっと収入があっていい、と思っているはずだから。
でも、今おかしいのは米の生産者の収入があまり増えていないのに、米の値段だけが上がっていく事。
生産者が儲からない、消費者は米を買えなくなるほどの高値に苦しんでいる...ならば、誰がみてもその中間でボロ儲けしているヤツがいるはずだって分かる。
大臣は「備蓄米を出せば値段が下がるから」なんて言っておいて、値段が下がらないことに責任を取らずに、「どうして日本の米を買わないで輸入米を買うんだ?」なんて訳のわからないことを言い出す。
...日本米を買わないんじゃなくて「買えない」んだって事が分からないのか?
昔、「貧乏人はムギを食え」なんて言った政治家がいたが、今じゃムギだって十分高いんだ。
そんなコメ高値問題の全ての状況の根本に、JAという組織が関係していると言う情報,,,備蓄米の90パーセント以上を引き取ったのがJAで、そこが安く売らない、という情報。
「農林中金の損失補填のために安く売らない」という情報も流れているけど?
...今はフェイクニュースが乱れ飛レ飛ぶ時代なので、真実を探し当てるのが非常に難しい。
政治家というものは、一般庶民よりずっと先を見て行動できる資質が必要な職業だと俺は思っている...だから「今やっている事は、国民に一時的な我慢をしてもらっても正しい将来のために必要な事」、という信念のもとの行動ならば「やむを得ない」、と言う可能性はある。
...ただ、馬鹿な俺の現在手に入る限りの情報では、どうしてもそれを感じられない。
例えば、「日本の小学校の給食の内容が想像の何倍も酷くなっている」「給食を食べられない子どもがいる」と言うニュースがあるのに、「複数の外国の子供に多額の援助金を出す」なんてことを得意げに語る首相には怒りの感情が湧く。
人手不足だからって、「日本文化を尊重しない」外国人をどんどん流入させて日本文化を破壊している、と言うニュース。
インバウンドだかなんだか知らないが、商店・飲食店・観光地は値段を上げて儲かっているが、一般庶民は値上げされすぎて今や外食や旅館宿泊なんて「もう無理」になった事実。
...普通の庶民は、静かに「怒っている」と思う。
政治家商売の諸氏は、大人しい国民を舐めないほうがいい。
今の日本人には「一揆」を起こすほどのエネルギーは無いと思うが、日々税金や値上げや待遇で虐められている庶民たちの間には静かな怒りが深く沈澱しているぞ。
多分、そうした静かな怒りは、きっと選挙に大きな影響を与える...「こんな状況を作った政党には決して投票しない」って。
ただ、今の与党に投票していた人達にとって、「じゃあどこに入れるか?」って事になっても代わりに入れたい政党が無いのが問題なんだよな。
変なとこに入れてまたトンデモ政治をやられては大変だし...結局「棄権」する人が増えるんじゃないかってのが心配。
これで無力感が強くなったら、今度は「荒れる日本」が始まってしまうかもしれない。