不整脈の不安がなくなった訳じゃない。
体調万全でゴルフやりたくてしょうがない、って訳でも無い。
せっかくの俺の今年の一番のゴルフシーズンに、スタートでケチがついた事に腹が立っているのは事実。
と同時に、無理してでも今楽しまなくちゃ、俺の残りのゴルフ人生はそんなに長く無いかも、と感じているのも本当。
俺の、もう亡くなってしまった数多くのゴルフ(あるいは仕事)の先輩達が、その晩年口癖のように言っていた「俺はゴルフコースで死ねたら本望だよ」なんて言葉が、日々重さを持って俺に語りかけてくる。
(みんな結局コース上では死ねずに、病院で死んだんだけどね。)
俺は別にコース上で死にたくはないので、そんなに今更のゴルフプレーに思い込みはないんだけど...「ひょっとして、ゴルフが出来なくなる時期が間近に迫ってきているのか?」って事には、ちょっと焦りを感じる。
だから、「よ〜し、行ってやろうじゃないか!」
と、明日の「肉コンペ」に参加決定。
気持ちは破れかぶれの三度笠(古くって涙が出るね、死語だろう...この言葉)。
相手は3人とも20歳も年下50代の、元気者だって言うし。
俺だけジジーのティーなんて使えるわけないし...「なめんじゃねーよ、若造め!」なんて言ってやりたいし。
今晩は酒を控えて、不整脈が出ないようにおとなしく、早い時間に寝てやろうじゃないか。
俺だって、「やれば出来る」のよ、なんてね....きっと、多分、運が良けりゃ。
(出来なくたって、歳のせいだし、病気のせいだし....)
「宛のねえ旅ではござんすが、旅は急ぎと決めておりやす」..なんて格好良かったね、木枯らし紋次郎。
じゃあ、行ってくるぜ...待ってろよ、栃木牛。