ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2021年マスターズ 予選ラウンド

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やっぱり、マスターズは「春のゴルフ祭り」だよな。
花で一杯のコースの眺めは、昨年秋の臨時マスターズの秋光景よりはずっと華やかで明るい。

こうした華やかなコースで、世界の一流として名を挙げたゴルファー達が「優勝すれば終身メンバー」となれる「マスター」を必死で目指すのが「祭り」らしい。
他のメジャーと言われる大会がいくら名誉と格が高かろうと、優勝した年から5年ほどしか出場の権利が与えられないのに比べて、このマスターズは優勝すればゴルフが出来る限り死ぬまでこの「祭り」に出場できる。
たとえ大会に出場できなくとも、毎年のチャンピオンズディナーに必ず出席出来て、その名誉はずっと讃えられる。
出場者達は本音では、どんなメジャーよりもここで一番優勝したいだろう。
長い時期世界ナンバーワンを誇ったグレグ・ノーマンも、やはり長期間欧州敵無しだったコリン・モンゴメリーも、ついにここで勝つことが出来ずに歴史の波の中に消えて行った。
そして今回も、リー・ウェストウッドが波の中に沈んで消えようとしている。

現在トップのジャスティン・ローズも、そう多く残っていないチャンスを感じて、必死のプレーをしているのだろう。

もちろん松山も、今売り出し中のデシャンボーも、フィナウも、モリカワもトーマスも、あるいは偶然の一発でもいいからここの優勝をと狙っている者も、ここでの奇跡を切に願っていることだろう。

予選カットで、ダスティン・ジョンソン、マキロイ、デイ、ケプカ、ウェストウッド、クーチャー達が落ちた。
一度でも勝っているプロはどうでもいいけど、時間とともにチャンスの少なくなっていく年齢のプロ達にとっては、本当に重い予選落ちだと思う。

 


だが、ゴルフのプレーに関しちゃ素人の参考になるような事は一切無い。
F1サーキットで競り合っているドライバー達を見て、我々の街乗りの参考になるか、って事と同じぐらい全く無意味。

にしても、コースで状況が刻々変化している時に、延々と松山の練習風景やおしゃべりしている姿を移すテレビ局の姿勢にブチ切れそうになるのは...相変わらずの日本の中継。

応援してないわけじゃ無いが、ちゃんと他のゴルファーのプレーも放送してくれないなら、松山の活躍を単純に楽しめない。
試合の流れを壊すような中継姿勢だけはなんとか改善してくれ。

 

 

と書いていると、誰が優勝するかより自分が自分のプレーを楽しみたくなって来た。

肩の荷が少し降りたついでに、来週後半、安いオープンコンペ出場を考えようっと。