ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ヒッコリーゴルフは、気持ちの持ち様...?

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昨日、天気は曇りで丁度良かった。
今年最初のラウンドでの失敗を教訓として、ニブリックとマッシーニブリックを違うものにして、他にウッドも入れての14本ギリギリまでヒッコリークラブを持っていった。
何度かコースで打って見た上で、ヒッコリーゴルフの武器は10本程度に(出来れば10本以下に)抑えて、秋にはヒッコリーゴルフをよりシンプルに楽しみたいと思っている。

一週間前のラウンドがいい練習となって、今週はより楽しいラウンドが出来ると思われるコースを選んでのオープンコンペ。
距離がそれほどなく、それなりに難しくてグリーンが良い...てな評判のコースでプレーフィーも全部込みで1万円以下、そのレベルが俺という変態ゴルファーに似合っているコースだと勝手に判断している。
今回は、はじめて来たイーグルレイク...ネットの評判を見る限り、悪くない。

一緒に回る方々はお一方が同年齢、それに2歳上と2歳下のほぼ同年代のパーティ。
2歳上の方がシニアティーを使うというので、俺も回りやすい形でのシニアティーでのプレーとなった。

が、スタート1番ホールのティーショットは、3wの先っぽに当たってほぼ真右に飛んでいくようなとんでもショットのOB。
情けなくも前進4打でのスタートとなった...この前といい今回といい、ほとんど経験のないような「ヘッドの先っぽにやっと当たる」ミスショットが出るのに驚く。
この極端に変な当たりの3wティーショットはその後も1回、クリークでのセカンドショットでも1回出た。

...そんなトリスタートの後、ボギー・ダボときて、OBが続けて絡んで7・11と大叩きが続いてスコア的には撃沈...58というスコアになった。

ところが昼食を挟んでのインの10番、3wティーショットがいい当たりになって、セカンドが135ヤードの上り...ここで迷った末にマッシーニブリックで、強目のクォーターショット(つまり、「普通のスイング」という事)で打つと、これが芯に当たってピン50センチにピタリ、これを入れてバーディー。
11番、やはり3wのティーショットがいいフェードとなんて、セカンドがフェアウェイから上りの130ヤード。
これを同じくマッシーニブリックで、10番と同じようにショット。
これがワンピン上についての、連続バーディー。
ティーショットがちゃんと当たり、セカンドをフェアウェイからなら、こういうショットもヒッコリークラブと糸巻きボールで普通に出来るという感覚がある。
ただ、次のパー3でやや強いアゲンストの120ヤード。
調子に乗って同じマッシーニブリックで強めに抑えていこうと打ったら、しっかりつかまったがかなりフックしてグリーンをオーバーしてOBとなった。
やはり振りすぎると、予想以上に曲がる...「百年もののヒッコリークラブではこうなりやすい」と言う注意事項だと思う。
その後色々考えていた事を試してみたが、収穫が多かった。
...当たり前のことだが、俺が大叩きするホールでの失敗の一番大きな原因は、ティーショットでの大きなミス。
今回は距離を出そうとしたり、コースなりに打とうとして「インテンショナルフック・あるいは軽いドローボール」を意識した時に、「ヘッドの先っぽに当たる」ミスが出た。
スライスのイメージを持った時にはこうしたミスは出なかった。
考えるに、原因はフックを打とうとしてシャフトが寝過ぎてしまったり、インサイドから振ろうとした時にヒッコリーシャフト独特の「シナリ」とのタイミングが合わないことだと思う。
もちろん年をとって固くなった体の動きも関係があるだろう。

アイアンではフックを打つ時にこうした先っぽ当たりの経験は無いが、気になる記憶がある。
以前のラウンドで、アイアンで無理にインテンショナルフックを打とうとして、ちゃんと当たったのに2本シャフトを折った事がある。
インパクト付近で「トウをまわす」意識があった時に、ボールに当たった瞬間、シャフトにグッと捩れを感じて「ペキッ!」と剥がれるようにヒビが入って...折れた。
折ったと言っても「ポッキリ」と横に折れた訳では無く、木の目に沿って縦に裂けた状態になったもので、ヒッコリーシャフトというものは「ねじれ」には弱いんだということを強く感じた。

ティーショットでのあのトンデモ当たりには、そうしたヒッコリーシャフト独特の「しなり」の動きが関係しているような気がする...今後は、ティーショットでフックを打とうという考えは捨てたほうがいいかもしれない。

やはり、ヒッコリークラブで本コースを遊ぶのは面白い。
無駄に長いコースでは無く、今回くらいの距離のコースなら、これからももっと楽しめそうだ。

とりあえず、今年春のゴルフはこれでしばらくお休み。
連続バーディーの良い記憶だけを残して、他の悪いことは全部忘れてしまおう。


次のラウンドは、奥さんに良い結果があってから...また考える。

問題は次から次へと...

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まず、大事な仕事道具のペンタブレットの不調は、いろいろな状況からペンの故障の可能性が強いと判断して、すぐにワコムストアで購入。
そのペンが今朝やって来て、無事解決。
このネットで購入したペンが届く前に、試しに以前使っていたペンを分解してみたら、なんと外した中身の回路の間から小さな部品が二つばかり落ちて来た。
ペンタブレット用のペンというのは結構な精密機械なんだから、そこから何かの部品がパラパラ落ちて来るなんて...これで、このペンタブレットの不調の原因はこのペンだと確信出来た。
が、パソコン関連には訳のわからない故障のケースも多く体験して来たので、実際に使えると分かるまでは、不安だった。
ダメだった場合は、仕事に使うのだからとオクでの緊急高額落札(20〜40万円)も考えていたから、本当に良かった。

そして俺の痛風治療。
長い付き合いの近所の医者に行けば、「やっぱり」と笑われながらも治療薬をもらって、「薬よりもまず酒を減らす事だからね」とベテラン看護婦さんにお説教もされて...その薬のせいか、今朝はもう「あれ?全然痛くない」状態。
ただし、この三日間晩酌は350mlの缶酎ハイ1本だけに我慢。
あ〜あ、なんてつまらない人生なんだろう(涙)。

問題は、奥さんの不調。
最初の奥さんの訴えを聞かず見逃した近所の内科医の所は、俺は全く信用していないのだが何故か奥さんは頼っている。
だが、今出ている症状は違う医者に診てもらって、対処してもらうようにした。
まだ状況は変わらないが、これ以上悪くならなければ主治医の先生に診てもらうまでの我慢。
その先生の大学病院での次のチェックは4月7日なので、その時に先生に聞きたいことを紙に書いて詳しく状況を聞くつもり。
その関門を過ぎない限り、奥さんの不安が去ることは無いのだろう。
娘もその時には一緒に行ってもらって、代わりに専門的なことを聞いてもらう予定。


さて、そんな状況で、俺はヒッコリーゴルフに明日行く訳で...
誠にもって世間様には「人でなし」って言われるような状況なんだけど。
正直、自分がいつまでゴルフを楽しめるか分からない年齢になって来たのを自覚するようになって、月に2回はやっすいゴルフ場で遊ぼうと今月決めた。

カラオケ・居酒屋・旅にも行けず、下手すりゃ我慢しているうちに人生が終わってしまう...普通に動ける時間なんて、本当に少ししか残っていないのに。
ならば感染しにくい距離が取れて、行き帰りに旅もどきを楽しめて、仕事にもプラスになるこの遊びは俺の人生に必要なのだ、と自分を暗示にかけて楽しむと決めた。

明日は前回よりだいぶ短い千葉のコース。
他に誰もいなくても、俺はヒッコリークラブに糸巻きボールで、シニアティーから楽しむつもり。

 

あいタタタタ・・・・!

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いやあ・・・悪いことは重なるものだ。
まず奥さんが、何やらのアレルギー反応ぽいものを起こして、ちょっと不調になった。
素人の俺の見た感じだと、最近症状が出始めている花粉症が影響しているような湿疹が出ているのだが、それともあの病気の影響だろうか...
4月初めに経過の診察があるのだが、早めに病院に行った方がいいのか現在考慮中。

それを心配していたら昨日の朝の事。
前夜、色々と考えていて、つい缶酎ハイの3本目を飲んでしまったのだが、特に酔うことも無く寝た...それが、まだ暗いうちになんと無く左足の親指の付け根の痛みが強いような気がして目が覚めた。
目が覚めて意識がはっきりして来るに従って、痛みははっきりと強く感じられて来る。
思わず起き上がって足を見ると、左足親指の付け根が赤く腫れている...触るとかなり痛い。
立ち上がると指の付け根からかなりの激痛...思ったのは「ああ、俺も塀の上からあっち側についに落ちてしまったか」という事。
3ヶ月ごとに市立病院でチェックを受けて、尿酸値が7・8から8くらいで安定してしまい、「いつ痛風が出てもおかしくないので、酒を控えるように」とは言われていた。
が、今までそうした痛みが出たことが無かったので「俺はこれ以上飲まなければ、尿酸値がこれでも大丈夫」なんて思っていた。
なんたって、好きな日本酒を控えて「プリン体ゼロ」とかいう缶酎ハイの350mlを一日2本に限定しているんだから。
ただ、飲まずにはいられない気持ちもあって、1日の休肝日も作った事はなかった。

だから、「俺は痛風持ちか健常者かの壁の上をずっと歩いているんだから、いつか痛風持ちの世界に転落するかもしれない」とは覚悟していた。

で、「あ〜あ、俺にもついに痛風が出てしまったか」だ。
早速近所の医者に行って、痛風の薬をもらって飲んでいる。
1日経った今日は足の親指は痛くないし、腫れもない。
しかし、再びの発作が起きたら問題なので、これからしばらくは缶酎ハイは一日1本にして、つまみも控えて大人しくするつもり。

それから、もう一つのトラブルが先週ゴルフに行く前日からおかしくなったペンタブレット
いくらドライバソフトのインストールを繰り返しても全然使えない。
動きがおかしいし、反応したりしなかったりでイラストを描くことには全く使えない。
相談窓口に電話して、出来る対応策は全てやったが効き目無し。
残る可能性は、タブレット本体の故障かペンの故障。
本体はすでにメンテナンスできる期間を超えているので部品無しで修理不可能。
ペンは代替え品が今売っているものでも使えると言うので、早速ネットで購入(明日あたり到着)...それだけでも6000円以上するんだけどね。

しかし、それでもダメだったら俺もプロで仕事で使うので、これは絶対必要な道具...急いで新しい製品を購入しようと探して見たら、驚くことに仕事に使えそうな性能のものは、20万以上40万以上するものまで、すべてが完売で入荷未定!
つまり、当面は全く新しいタブレットを手に入レル事が出来ないと分かって大ショック!

いつ入荷するかが未定なので、俺の仕事には当分間に合いそうも無い...しかし、30万前後はするこういう製品がすべて売り切れって...同人誌を描いている人々や漫画を描いている人達が買い求めている、って事だろうか。
そんな大金を出せる人がそんなに沢山、なんて感心している時間は無い...締め切りは待ってはくれないんだから。
今のタブレットが使えない場合は、予備に置いてある大昔のマックのG5とフォトショの7のオールドセットで当座の仕事を続けていかなければ...


と言う訳で、花粉とコロナの嵐の中、奥さんの病気に俺の痛風、それにパソコンのピンチが重なって...いまは結構なピンチかも。

(今日のイラストはG5オールドマックとフォトショ7でリハビリ描きしたもの)

アテが外れて セ・ラビ(これが人生さ)

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さて、ドタバタのパソコントラブルを乗り越えて、今年初打ちに選んだのは茨城奥地の某コース...初めてのコースだと思っていたんだけど、コースについてハウスを見たら...なんか見た事がある?
思い出したのは、「昔は違う名前で出ていたな」なんて風情の七会さん。

まあ、コースの印象はあまり覚えていないんだけど、確か悪い印象ではなかったはずのコース。
ヒッコリーのゴルフを楽しむのにはちょうどいい...筈だった。

今現在俺がヒッコリーゴルフを楽しむために選ぶコースは、現代クラブを使っていた頃とは全く違う。

現代クラブでゴルフをガンガンやっていた頃には、
1・基本的にフルバックでアウトから回る。
2・コースレートは最低でも71・0以上。
3・距離は7000ヤード以上でベントのワングリーンであること。
4・そのショットを打つ地点からは、そのショットの落下地点が見えていること。
5・フェアウェイは広くても狭くても良いけど、リカバリーできそうなところが基本的に(「進行のために」とかの理由で)OBになっていないこと。
...なんてコースが好きだったんだけど、ヒッコリークラブで遊ぶようになったら、これが全く変わった。

まるで逆転してしまったと言っても良いくらいだけど...書いておくと

1・基本的にパー4は350y以内・パー3は100〜160yくらい・パー5は片方が450くらいでもう片方が500を超えても良い。
総距離は6000ヤードくらいで良い。
2・ベントのワングリーンで速いのであれば、「狭い」「短い」「トリッキー」は全く気にしない...もちろん落下点が見えなくても気にしない。
3・ティーグランドは、白、もしくはシニアティーで十分。
4・平らなコースよりアップダウンがあって変化に富んだコースの方がより楽しめる。

なんてこと。

この日、俺の思惑は朝一番の挨拶から外れた。
昨年秋のヒッコリーラウンドの経験から、平日のオープンコンペなんてほとんどの参加者はジジーばっかりで、1組の大半は70歳以上だった。
だから大抵シニアティーを使ってラウンドするのだが、この距離がヒッコリーゴルフを楽しむのにちょうど良い...そんなにフルスイングする必要もなく、つまりクラブが破損する恐れが少なく、また色々なヒッコリークラブを使って旅する事が楽しめる。
今回も平日金曜日のオープンコンペだから、当然何人かは70歳以上のジジーがいると思っていた...なのに、一緒になったのはゴルフに萌えてる50歳二人と、同じくらいかと思っていたもう一人でさえ66歳!
当然3人は白ティーだから、俺一人だけで前の方のシニアティーは使いにくい(涙)。

おまけに、おまけにだ。
ここにしょっちゅう来ているという常連さんの50歳が「あれ? 今日は随分白ティーが後ろですね、いつもの青ティーのところだ」って、なんだそれ?
そして、いきなりインのスタートホール10番が400ヤード越え!
フザケンナよ!...で、スプーンで打って、クリークで打って、まだ100y近くが残ってやがる(力入ってスプーンミスしたけど)...残り100ヤードが芝の禿げたベアグランド、そこからクラブ破損が怖くてトップしてグリーンオーバー、やっと5オンの2パットの7発進。
次の11番は350yくらいだったのでなんとかパーをとったけど、次のパー5でセカンドロストボールで崖を登り下りで...疲れ果てた9!
その後もOB2発とロストボール1個で、ハーフ59。
ロストボールはちゃんと当たっている感触が手に残っているのに、曇り空に消えて飛んで行くボールが見えず、やや黄ばんだ糸巻きボールが枯れ芝の中から見つけられない。
午後は、2ホールで11と10を叩いたけど、インよりも短いホールが多かったので他のホールはパー2個、ボギー4個、ダボ1個とまともなゴルフができたと思う...で54。
この11叩いたのは550yくらいのパー5、もう一つは400yのパー4...このハーフで無くしたボールは3個で済んだ。

(シニアティーはこの日の白ティーより30〜50y前方にあり、ここでやれていればもっと楽しいゴルフが出来たなあ、と...)

教訓、これからラウンドするコースは
1・パー4はハーフ5ホール中3ホールは350y以下であること。
2・500y以上のパー5ばっかりなんてコースには行かないこと。
3・今度からは俺一人でも(見栄を張らずに)、シニアティーから遊ぶこと。

ホント、見栄も外聞も無いよ。
ヒッコリークラブじゃ基本的に思い切り引っ叩くなんてスイングしたくないんだ。
この日みたいに、パー3以外ほとんど全部のホールの2打目を(ただ距離を稼ぐために)クリークで強打するしかない、なんてゴルフは「全然!」「全く!」面白く無い。
クラブの所為にはしないけど、「俺も現代クラブだったら絶対に飛ばしじゃ負けないのに」なんて、つい思ってしまう事自体が嫌だ。

俺は飛ばない百年ものヒッコリークラブでも、今時の現代クラブのゴルファーといい勝負するゴルフをしたいんだけど...距離が長いとやっぱり壊れるのを覚悟しての強打しか対抗手段は無いのか?

...そんなゴルフは今更やりたくないなあ。


とりあえずもう1回、もう少し短いコースで試してから考える事にする。
午後のハーフは、大叩きの2ホール以外はいい勝負できたような気がするし。


(今の枯れ芝は、ちょっと黄ばんで来たバラタカバーのロイヤルマクスフライの色と非常に近くて、フェアウェイにあっても見つけるのがえらく難しい。
芝が青くなるまでは白いサーリンカバーのマクスフライDDHを使った方がロストを防げるようだ。)

 

 

今までもゴルフに絡むと、こういう流れになる事多いんだよねえ...

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思い起こせば、遥か以前新聞社の企画でミニツアーに参加してた時にも、こういう流れになる事が多かったんだよねえ。
そんなことを書いても言い訳にしか聞こえないから、あえて書かない事が多かったけど、試合直前に(大体は前日)休む時間も無く机にかじりついて仕事をアップしなければ駄目なことが多かった。
...そんときの腹ん中は「いい加減にしろよコンチクショー!」「試合前になるとこんなに仕事が重なりやがって!」「せめて寝る時間を俺にくれ!」なんて...編集側の連絡の手違いやトラブルだったり、急なスケジュール変更が原因の締め切りアップだったり、断れない飛び込み仕事だったり、画材や資料の不足だったり、挙げ句の果てはパソコンのトラブルだったり...結果は寝不足や完徹で初めての試合会場に飛んで行き、フラフラしながら朝の練習場で慌ててアップしてスタートする事になった...それでなくとも下手なのに、それでいい結果になることなんてあり得なかった。

今じゃ、そんな事も遠い昔の思い出話...と思いきや、いきなり今年の初ラウンドに出かける当日にパソコンがトラブル。
遊びの前に全てアップしておくつもりだったイラストを描いている途中で、いきなりペンタブレットの気が狂ってしまった。
俺は仕事で使うためにワコムペンタブレットをずっと使っていて、そのシリーズの中の一番大きなタブレットでイラストを描いている。
今使っているのは4代目のインチュオス4のPTK-1240というもの。
これがつい2〜3日前から挙動がおかしくなっていて、線が途切れたり線の強弱がつかなかったり、挙げ句の果てはこちらの指示していない動きをするなんてことが頻繁に起きていた。
その度再起動するなどして騙し騙し使っていたが...ついに出かける当日に無反応になってしまった。
フリーズしている訳でも無く、ただダブルクリックしてもクリックしても反応しない...フォトショもサファリも駄目他のソフトも駄目。
「こりゃドライバソフトがおかしくなったな」と知識もない頭で考えて、「ならドライバソフトを再インストールするしかないか」で、とりあえず機能拡張からドライバソフトをゴミ箱にポイして、ネットからダウンロードして再インストールすりゃいいはず。
で、とりあえず全く使用していなかったマウスを使ってネットに繋ぐ。
「なんつったって、マックはこういう時に感覚のままにして大体治るから」なんて昔からの古いユーザー独特の考えが、ドツボにはまる原因になった。
ネットからドライバソフトをダウンロードしようとしても、アップロード出来ない。
何回繰り返してもダメなので、慌ててネットで一から調べ直す...先にそっちをきちんとやっていれば、こんなドツボにハマらずに済んだのに...ての。
調べると、機能拡張からソフトをポイはダメなんだと..・ソフトの中から「アンインストール」を選んでやらなきゃ、何かしらのソフトの残骸がパソコンに残っていて新しいのをアップロード出来ないらしい...でも、ゴミ箱は既に空にしちまって何にも残っていない...パソコンの中探しても、タブレットのドライバソフト関係は見当たらない...さてどうしよう?

すぐに次の仕事で使うペンタブレットなので、「使えない」で済ましているわけにはいかないので、それから延々「どうすれば良いか?」を試す事になる。
早い時間に道の駅に行って前夜祭を、なんて予定を全部変更してギリギリ前日深夜までドタバタして、「とりあえず続きはゴルフの後で」と家を出る。

そんな急ぎのトラブルをかかえながらのオープンコンペじゃ、今年初ラウンドなのに気が重い。
常に頭の中に「こうすれば大丈夫かも」とか「ああすればなんとかいけるかも」とかの考えが浮かんで、ゴルフにイマイチ集中出来ない。

 


ラウンドの顛末を書くには長すぎるので続きまた明日。

 

(こんな記事を書いてるって事は、家に帰ってから無い頭を使った「アーだの・コーだの」がなんとかうまく行ったおかげ。
まだ不安はあるけれど、今はなんとかペンタブレットが使えている。

(...しかし、この突然のタブレットの変調の原因は本当になんだったんだろう?)

明日...

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 桜の開花宣言が早々と出た後、明日俺の今年のゴルフシーズン初ラウンドに行ってくる。

去年はうちの奥さんの病気と武漢肺炎騒ぎがあって、初ラウンドはもう夏が過ぎた9月の末だった。
今年だって肺炎騒ぎは全然治ってないし、うちの奥さんの病気もまだ経過観察中で、俺の去年の連続ラウンドで痛めた右膝も完治していない。
...本当はせめてゴールデンウィーク明けまではお休み予定だったんだけど。



時は止まらず、人は変わらずにはいられない。
古い友人はせっかちにこの世を走り去り、残った友も病と闘っている者が多い。
「そういう歳になったんだ」
「俺も、もう残り時間は少ないんだ」
...調べてみると、今現在の人々の「健康寿命」は、男が72.14歳、女が74.79歳なんだと言う。
平均寿命というのがそれよりいくら長くても、自分で自分のことが普通に出来るという時間はそんなものらしい。

「なんだ、俺にはほとんど時間が残っていないじゃないか!」
...ならば、「多少無理をしても俺はゴルフをやりたい」と、改めて考えた。
たとえあちこち痛んでいても、ゴルフできるくらいに動ければ十分「健康」の範疇だ。

「後で楽しもう」なんていう、「後で」の時間はもう無いのだと思い知れ。
惚れて集めた百年もののヒッコリークラブを、約20ダース集めた糸巻きボールを、俺はゴルフ出来るうちにもっと使わなきゃ。

まだ本当は右膝の痛みは残っているので、ラウンド中は右膝をがっちりと固定する。
今が盛りの花粉には間違いなく激しく反応するだろうから、前日から鼻炎の薬を飲み目薬も忘れない。
コロナついでに中国からの黄砂の影響もあるだろうから、マスクも絶対に外さない。
明日行くのは、栃木茨城県境の狭くて難しいという評判のコースのオープンコンペ。
ヒッコリーゴルフで頭使ってコツコツと90くらいで回れたら万々歳。
それなりの自信はあるのだが、何もかも上手く行かなければ100越えも十分ある。
最優先は、膝を痛めない事と、余計な怪我をしない事。


山桜は未だだろうから桜吹雪はないけれど、俺のこれからのラウンドはいつも人生を思いつつの散歩にしたいと思う。
「ちっぽけな俺の人生に悔いは無い」ことを噛み締めながらの一打一打になるのなら、毎ラウンド必ずいいゴルフになるはずなんだがなあ...




ま、そうはならないのが俺のゴルフだ。
自分に期待しないで...頑張るべ。

早めに桜は咲いたけど...

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昨日近所の川の散歩道を歩いていたら、もう何本もの桜の木が一つ二つずつ花を咲かせているのを見つけた。
去年、同じ時期に咲いたのを見つけた時には「今年の桜は早いから、3月中に散ってしまうだろうなあ」なんて感じたけれど、そのあと気温が冷え込んで...なんと4月に入ってもまだ桜は咲き続けていたんだっけ。
しかし、今年はこれから暖かい日が続く予報なので、さすがに3月中には散ってしまうだろうね。

今、花粉は確かに大量に来ている。
朝から目が痒くなっていて、医者にもらった目薬を日に数回ささなければ、すぐに真っ赤に充血してしまう。
鼻水とくしゃみは、花粉予報で「明日は大量に飛ぶ」という情報があった時に、前夜寝る前に鼻炎用の薬を飲んでおく。
今の所はこの対処法で済んではいるけど...これからどうなるかは分からない。

そんな、花粉を大量に浴びる危険のある季節の今週金曜日、今季初打ちラウンドとしてとしてオープンコンペ出場を申し込んだ。
(本当は、せめてゴールデンウィーク明けまでは花粉から逃げているつもりだったんだけど。)
この前のダッファーさんとの「ショートコース遊び」で、ヒッコリークラブの「たまらなく気持ちの良い」打感と、ある程度はヒッコリーアイアンで150y以内を打ちこなせる感覚がつかめた事が「ラウンドしたい」本音の気持ちを後押しした。
問題は、多分ティーショットでのウッド。
別に200y飛ばすことを目指さないでも、2打目3打目で100くらいにボールを運んでいられれば、なんとか45を目指すゴルフにはなりそうだと思うし。
ただ、去年右膝を痛めた原因が「ティーショットでの力を入れすぎたスイングが原因」と感じているので、右膝のサポーターをした上で「如何にして右膝を痛めないスイングが出来るか」がポイント。


まあ、しかし....今の時期に俺が「ゴルフに行く」という事には、イラストのように様々な個人的事情および世界的事情が絡んでいる訳で...簡単にホイホイ決めている訳じゃ無い。

「今ゴルフやってもいいのか?」「奥さんの病気は?」「花粉症は?」「自分の心臓は?」「金は?」「あのお楽しみの前夜祭は?」...たかがゴルフでも、俺にとっては諸事雑多の生活関連問題や哲学的命題や愛情問題や金銭問題や健康問題及び世界情勢までクリヤして、悩みに悩んで決断しているって事。
まあ、冗談だけど。

でも、本当に「ゴルフに行く」って事に、なんとなく「悪い遊び」の匂いを感じるのは、我々が昭和世代の人間だからなんだろうか?
それでも結局、なんとなく後ろめたい気持ちになりつつも、「もう残り少ない俺の時間だ、わがまま勝手にゃどうか目をつぶって見逃してくださいな」てな言い訳・屁理屈で、「忙しいのに」「金が無いのに」「奥さんの相手もせずに」「寝不足・飲みすぎ」でも「どこかの世界で大災害が起きたり」でも「どこかの国で戦争が起きたり」でも、結局誘惑に負けて出かける悪の道を辿ってしまう。
(だから、俺はずっと前から地獄に落ちる覚悟をする様になった)

 

...結局、自分の回ったことの無いコースで、評判も悪くなく、ヒッコリーで楽しめそうなコースを茨城の山奥に見つけて参加決定。
初めは9時48分スタートしか空いてないって事だったが、今日8時3分に変更になった。
でも、9時48分じゃ遅すぎて、8時3分じゃ早すぎる...当日は朝の気温最低気温2度くらいで8時には5度くらいらしいのが心配だが、遅いスタートで午後震えて回るよりはマシかもなあ。

膝を再び痛めないようなスイングで、百年生きたクラブを壊さないようなスイングで、今年のヒッコリーラウンドの初打ちはどんなストーリーを作ってくれるのか...楽しみ楽しみ。
そうそう花粉対策も忘れずに、木曜の夜に家を出る。